今井絵理子さん、松川るいさんら自民党女性局が38名でフランス研修に行った件について、ネットで炎上しています。
炎上のきっかけとなったTwitter上での写真を見て「え…?」と思った方も多いのではないでしょうか。
今回は、自民党の議員たちがフランス研修に行ったことでなぜ炎上しているのか、旅費の出どころは税金からなのかなど、気になる情報を解説します!
●今井絵理子ら自民党女性局がフランス研修に行って炎上した理由
●フランス研修に行った目的
●旅費は税金から支払われているのか
今井絵理子ら自民党女性局がフランス研修に行って炎上した理由
今回の大炎上は下記のツイートが原因です。
今井絵理子さんと松川るいさん、それぞれのツイートが炎上しています。
女性局メンバー38名、無事にフランス🇫🇷到着‼️#フランス#自民党#女性局 pic.twitter.com/aIyKzNeLQH
— 今井絵理子 (@Eriko_imai) July 24, 2023
1日目の終わりにエッフェル塔前で記念撮影。 pic.twitter.com/Xg2H3OowVi
— 松川るい =自民党= (@Matsukawa_Rui) July 27, 2023
この写真の楽しそうな様子から、
- 増税や災害で苦しんでいる日本国民の気持ちを逆なでしている
- 国民の税金でのんきに社員旅行?
- わざわざ38名もの大人数で行く意味は?
- こういう写真をアップする神経が信じられない
などの理由で炎上しています。
写真は確かに「社員旅行」に見えますよね。
特にエッフェル塔前での記念写真は撮るだけならまだしも、わざわざTwitterに載せるべき写真ではないと感じます。
それに、多くの人が疑問に思っている38名での研修には何の意味があるのでしょうか…?
なぜそんなに大勢で行く必要があるのかと、疑問に思う方も少なくないようです。
今井絵理子ら自民党女性局がフランス研修に行った目的
旅行ではなく「研修」「視察」とのことですが、今回のフランス研修の目的はなんだったのでしょうか?
松川るいさんいわく、
- 3才からの幼児教育の義務教育化
- 少子化対策
- 政治における女性活躍などの課題
などについて、フランスの国会議員や行政担当者と意見交換をしたとのことです。
今井絵理子さんも同じように述べています。
フランス🇫🇷研修①
主に少子化対策、子育て支援を学びに。地域によって就学率が低かったり、ドロップアウトするなど地域間格差があることから、2019年に義務教育を6歳から3歳からに引き下げる大胆な教育改革が行われたとのこと。 pic.twitter.com/4MFVJChoWb
— 今井絵理子 (@Eriko_imai) July 30, 2023
インスタグラムではさらに細かく、フランス研修での学びについて綴っていました。
以下は今井絵理子さんインスタグラムの一部抜粋です。
地域によって就学率が低かったり、ドロップアウトするなど地域間格差があることから、2019年に義務教育を6歳から3歳からに引き下げる大胆な教育改革が行われたとのこと。
課題はまだ多く、家庭の理解や認定保育ママの雇用が失われるなど自治体では不安の声も上がっている。現在は教員の補助要員や、学校内に託児所をつくるなど国費を投じて対策をしているとのこと。
フランスの幼児教育は日本の幼稚園と比較してカリキュラムが多く、午前8時半から午後4時半までが一般的であり、その後も子どもを預ける仕組みもあり、働くお母さんも安心して働ける環境が整っているとのこと。
引用:今井絵理子公式インスタグラム
フランスは世界で少子化対策に成功した国と言われています。
以下はフランスの少子化対策です。
- 家族手当:3人目の子供から支給が開始され、所得制限はあるが多くの家庭が受け取れる。
- N分N乗方式:特に3人以上の子供がいる家庭に対して、大幅な所得税の減税が適用。
- 就労自由選択補足制度:子育てを理由に仕事を休むか、週4日・3日・半日などの短時間労働が選択可能。
- 保育方法自由選択補足手当:子供を保育ママに預ける選択をした場合に支給。
- 妊娠出産から産後のリハビリテーションまでの費用:産科の受診料・検診費用・出生前診断・出産費用などが全額無料。
- 父親の育休:母親と同じく有給扱いで、育休を取る父親の賃金の80%保証。
- 不妊治療:43歳までの不妊治療が公費で実施。
- 教育費:高校までの授業料が無料で、大学は登録料のみ必要。返済不要の奨学金制度もあり。
- 保育:3歳までの子供を認定保育ママが引き受け、学童保育まで無料。
- 年金加算:子供を3人育てると年金が10%増加。
このように、フランスでは少子化に関するさまざまな取り組みが行われているため、議員さんたちがフランスに行って日本の問題を解決するために学んでくることは意味のあることだと思います。
しかし、研修とは関係のない写真を無神経に公開したり、38名もの大人数で行ったことには納得できないですよね。
研修・視察で行ったのであれば、しっかりと学んできた結果をまとめて提出してもらいたいと思うのも当然です。
フランス研修の旅費は税金から支払われているのか
今回の大炎上の一番の理由は、フランス研修の費用が税金から支払われているという点です。
松川るい氏の仏研修ツアーtweetに非難殺到。暴動こそ収まったが未だ緊張続く地で“パリの街の美しいこと!”と。少子化対策や女性活躍等の研修だそうだが、こんなものの為に私達の税金から自民党に159億円もの政党交付金が払われている。増税日本で一揆が起きないのが不思議。仏ならとっくに起こっている https://t.co/6aRQ23MCyr pic.twitter.com/R4Bq3GJp9e
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) July 30, 2023
現在日本国内では、
- 大増税
- 物価上昇
- 所得制限
- 控除廃止
などで、生活が苦しい状態が続いています。
もちろんそれだけではありません。災害や貧困など、連日明るくないニュースばかりが目に入る毎日です。
そんな中今回のツイートは、世間の感覚とズレを感じます。
日本のために勉強してくることや外交は確かに大切なことです。
しかし、日本が大変な時期に税金でのフランス研修をSNS上にアップするのは、問題だったと言わざるを得ないのではないでしょうか。
議員さん達は「仕事の一環」と思われているのかもしれませんが、楽しそうな雰囲気やポーズ付きの写真をアップすることで炎上することが想像できないのは、少し残念ですね…。
今井絵理子ら自民党女性局がフランス研修で炎上まとめ
今回は、今井絵理子ら自民党女性局がフランス研修に行った際の写真をTwitterにアップして炎上した件について紹介しました。
この記事のまとめ↓↓
- 国民の税金でフランスへ38名もの大人数で行ったことで炎上している
- 研修の目的は、少子化対策や子育て支援など
- 旅費は国民の血税から支払われているため反感を買っている
一般庶民と国会議員との感覚のズレを感じましたね。
この炎上はしばらく続くのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!