生活

浸水対策にはトイレに水のうを!逆流しない水のうの作り方と置き方を紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

みなさん、こんにちは。

日本は「災害大国」と言われているくらい、地震や大雨が多いですよね。

特にここ数年は「〇〇年に一度の」といった大雨が続いているように感じます。

大雨や台風はもちろん来ないことが一番ですが、残念ながら毎年台風は必ずきますし、突然大雨が降ることもあります。

大雨が降ると、家のトイレや排水溝などから水が逆流することがあるのをご存じですか?

避難勧告が発令されるくらいの大雨が降ったときは、万が一のことを考えて水が逆流しないための対策をした方が安心です。

そこで今回はトイレの水が逆流しないための対策についてご紹介していきたいと思います。

浸水対策!トイレの水が逆流しない水のうの作り方は?

トイレの水が逆流してくる可能性のある家は、低地に住んでいる場合や一階に住んでいる場合などです。

当てはまる人は、いざという時のために水のうを作って逆流を防ぎましょう。

簡単に水のうを作るためには「ゴミ袋」を使用するのがおすすめです。

【水のうの作り方】

  1. 大きめのビニール袋を2~3枚重ねにする。
  2. ビニール袋に水を入れ、空気を抜いて袋の口を縛る。

とっても簡単に作ることができます。

水を入れるとかなり重たいので、ビニール袋が破けないように必ず2~3枚重ねにした方が良いです。

丈夫な水のうを作ることが重要です。

参考動画はこちら↓↓

スポンサーリンク




トイレの水が逆流しない水のうの置き方は?

まず水のうの量ですが、逆流してくる水圧に負けてしまったら意味がありませんので、45Lほどのゴミ袋に半分は水を入れた方が良いですね。(水は20Lくらいは入れてください!)

置くときは、トイレに溜まっている水が溢れないよう置いてください。
重たいので、ゆっくり置くのがコツです。

ポイントは便器の中の排水口に蓋をするような感じで置くことです。

 

水のうの捨て方

捨てるときは、水のうの底の方にカッターで切れ目を入れ、ゆっくりと水を抜いていきます。
勢いが良く袋を破いてしまうと、水が溢れたり飛び散ってしまうので気を付けましょう。

ビニール袋まで一緒にトイレに流さないようにしてくださいね。

 

水のうを置いた方が良い場所

水が逆流してくる恐れがある場所は、トイレだけではありません。

【水のうを置く場所】

  • 洗濯機の排水溝
  • お風呂場

トイレと同じように水が逆流してくる可能性があるので、同じように水のうを作り排水溝の上に置きましょう。

 

洗濯機の排水溝の場合は、ホースを抜いてその上に水のうを置いてください。

 

お風呂場の排水溝の場合は、浴槽内と洗い場の2か所に水のうを置いたほうが良いです。

水のうを置く箇所が多くて面倒かもしれませんが、汚水が逆流してくる可能性を考えると、その危険性がある家に住んでいる人は対策をしておいた方が無難ですね。

スポンサーリンク




大雨が降るとどうしてトイレの水が逆流するの?

そもそも、どうして大雨が降るとトイレの水などが逆流してくるのか不思議に思いませんか?

普段トイレの水は流すと、排水管を通って汚水が溜まるところに集まります。
そこからさらに、下水道を通って下水処理施設に流れていくという仕組みになっています。

大雨が降ったり土砂災害などが起こると、マンホールが詰まってしまうことがありますよね。

そうなると、下水道が詰まってしまうので、結果として家に汚水が逆流してしまうのです。

 

通常の場合

大雨が降ってマンホールが詰まった場合
トイレから「ゴボゴボ」という音がしてきたら要注意です!

 

スポンサーリンク




トイレの水が逆流しない水のうの作り方まとめ

大雨などの災害時、トイレの水を逆流させないためには、「水嚢(すいのう)」を作って排水溝口を塞ぐことが効果的です。

抑えておきたいポイントは以下の通りです。

  • 水のうを作成するときは大きめのビニール袋を使用する
  • 強度を高めるためにビニール袋は2~3枚重にする
  • 排水溝口を塞ぐように置くこと
  • トイレだけでなく、洗濯機置き場やお風呂場にも水のうを置くこと

毎年やってくる台風やゲリラ豪雨に備えて、必要なものは常に用意しておきたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

error: Content is protected !!